肥満と高血圧の関係

肥満は高血圧だけでなく、様々な生活習慣病を招く危険度を高くします。

肥満になると全員が高血圧になるわけではありませんが、肥満の人は肥満でない人の2倍以上、高血圧の発症頻度が高いのです。

隠れ肥満という言葉がありますが、肥満は見た目よりも、体脂肪率が重要で、これは、「内臓脂肪型」と「皮下脂肪型」に脂肪の溜まり方で分けられます。

この内、内臓脂肪型のほうが、皮下脂肪型よりも高血圧とのかかわりが深く、高脂血症や糖尿病を発症しやすくなります。

肥満度の判断は、BMI(体格指数)=体重(kg)/身長(cm)/ 身長(cm)で行い、18.5未満が「やせ型」、18.5~25未満が「ふつう」、25以上が「肥満型」となります。

肥満が高血圧を招くのは、体重増加によって循環血液量が増え、心臓から血液を送り出すときに大きな圧力が必要になる。インスリン抵抗性が高まり、これが原因で血圧が上昇する。

食欲を抑制するレプチンというホルモンの分泌量が増えることによって、交感神経が刺激されて血圧を上げる。食事量が多いため食塩の摂取量が増えて血圧が上がるなどの理由によるものです。

また、肥満は高血圧だけでなく、糖尿病、脂質異常症高尿酸血症などあらゆる生活習慣病の大きな要因ともなります。

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