不妊治療の種類と費用は?

男女が避妊することなく、通常の夫婦生活をおこなっていても妊娠しない期間が2年以上になると不妊症といいます。

その場合には、不妊治療をおこなうことになりますが、不妊治療の種類には4種類の方法があります。

いずれにしても、最初は、簡単な方法から試していきますが、段階を上げていくと、費用も高くなっていきます。

最初の段階はタイミング法です。これは、女性の排卵日を予測して、その日をもとに性行為をする方法です。しかし、これは妊娠する確率が低く、何年も不妊が続いている場合は効果的な方法とは言えません。

タイミング法で成果がない場合は、人工授精が行われます。これは、男性から取り出した精子を、排卵する時期を見計らって、女性の体内に入れて受精させます。

体外受精は、排卵前に取り出した卵子精子を体外で受精させ、体内に戻す方法で、人工授精の妊娠する確率が5~10%なのに比べると、この方法の方が確率は高くなりますが、費用は30万円~50万円かかります。

体外受精で効果がない場合におこなわれる顕微授精は、取り出した卵子に、取り出した一匹の精子を注入し、受精した受精卵を体内に戻す方法です。

体外受精よりも費用が高く100万円に達する場合もありますが、妊娠する確率は最も高くなります。

現代女性は妊娠しにくい?!