「羽毛ふとん」と「羽根ふとん」の違い

羽毛フトンというと高級品というイメージがあり、値段も高かったので中々手が出ない寝具でしたが、最近では、かなり値段も安くなって一般的になってきました。

羽毛フトンの掛け布団は、軽くて使い心地もよく、特に冬などは綿の掛け布団のように重くないので、高齢者にとっては無くてはならない寝具となっております。

このように、羽毛フトンの名は良く知られておりますが、羽根フトンとなると、その認知度はイマイチの感がします。それどころか、羽毛フトンと羽根フトンの違いが分からず、混同している人も結構いるようです。

某アンケートによると、「羽毛と羽根の違いを知っていますか」と質問したところ、「知らない」と答えた方が全体の8割近くを占めたそうです。

羽毛フトンは、詰めものに「ダウン」を50%以上使用したフトンのことで、その「ダウン」が50%未満のものは「羽根トン」として明確に区別されています。

ダウンジャケットにも使われている「ダウン」は、グース(ガチョウ)やダック(鴨)などの水鳥の胸のあたりに生えている、わた羽です。

このダウンの最大の特徴は、外気の温度に応じて自然に開いたり閉じたりすることです。寒いときは広がって空気をたくさん含んで、逆に、暑いときは縮まって空気の流れを良くします。

また、汗などの湿気を吸い取って外へ拡散するため、ダウンを多く使った羽毛フトンは温度だけでなく湿度も調節してくれるすぐれものの寝具なのです。

「羽毛フトン」に使われるのは、ダウンと、鳥のお腹のあたりのスモールフェザー(小羽根)を混合したものが使われます。また、ダウンには固い軸の部分はありませんが、フェザー(羽根)には軸があります。

ダウンの質やスモールフェザーとの混合率などによって、羽毛ふとんのグレードが決まります。

ダウンの品質は、鳥の種類によっても変わってきます。品質的に優れているのは、ダックよりもグースの羽毛です。

また、寒い地域で育った鳥からは、保温性やかさ高性に優れた高品質の羽毛を採ることができます。

敷布団の3機能